EXECUTIVE MESSAGE

幹部メッセージ

大澤 茂生

常務取締役 アップル生コン工場 工場長

MESSAGE 03

かつて松本市内には、11社の生コンクリート工場が存在していました。平成17年(2005年)、波田赤松に「アップル生コン第1プラント」を、平成19年(2007年)に「アップル生コン第2プラント」立ちあげたのは、他社で工場の集約化が進んでいた時です。他工場は皆、合併していき、当社を含め、5工場にまで減ってしまいました。当社が今日まで継続できたのは、先代社長が地元の同業他社に先駆け、新JIS規格や高強度コンクリートの大臣認定をとったことが大きな要因であると思います。いずれも長野県第1号で、特殊なコンクリートを使う工事を行う際には、県下で唯一の認定をもつ当社に必ずお声がかかりました。今は他社も大臣認定を取るようになりましたが、その先駆けがアップル生コン工場でした。おかげさまでお客さまも増え、当社より立地条件の良い工場もある中で、多くの企業さまとお取引きさせてもらっています。製造量には限りがありますので、急な依頼があった場合も通常はお断りするしかないのですが、当社の場合は必ずご要望に近い条件の代替案をお伝えします。できる限り、要求に応えようとする心意気が多くのお客さまの信頼につながっているように思います。

お客さまの「ニーズに応える」それが小石興業の原点です。お客さまのために何ができるのか、常に細心の対応ができる社員の人材育成にも注力していかなければなりません。運転手も技術担当者も年数を重ねなければ、業務を理解できませんので、時間をかけてじっくり育てていこうと考えています。
私の入社時より、今はトップも幹部も随分とフラットな関係になってきています。若い社長は、若い力の育成に期待をかけ、先代の社長同様、人に投資することで、社会資本整備に必要不可欠な生コンを、安定的に供給することに努めております。

今後もお客さまに満足していただけるよう一層の技術とサービスの向上と営業体制の強化に努め、社会に貢献してまいりますので、よろしくお願いいたします。

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