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BUSINESS04
運送事業
小石興業は、骨材・生コンクリートに精通したエキスパートとして、さまざまな土木工事のプロジェクトに参画しています。
産業経済の基盤となる道路舗装・補修工事や橋梁維持工事、暮らしを豊かにする公園や快適な環境整備など、
公共から民間にいたるまで、あらゆる土木工事において、骨材・生コンクリートを熟知した当社のノウハウが活かされ、地域の安心安全な基盤整備に貢献しています。
大正池浚渫(しゅんせつ)工事
工事場所
松本市安曇上高地 大正池
発注者
東京電力ホールディングス株式会社さま
美しい上高地・大正池をなくさないために
上高地には、国の特別名勝・特別天然記念物に指定されている「大正池」という観光スポットがあります。
大正4年(1915年)に焼岳が噴火したことにより噴出した熔岩や泥流によって梓川が堰き止められたことでできた自然池で、美しい景観を活かした上高地の観光のスポットであるとともに、東京電力ホールディングス株式会社さまの水路式水力発電所の調整池としての役割も果たしています。しかしながら、上流域や焼岳から流入する土砂の堆積が進行し、そのままにすれば数年ほどで大正池が埋まってなくなってしまうと言われています。
そこで昭和52年(1977年)より当社が東京電力ホールディングス株式会社さまから要請を受けて40年以上にわたり、浚渫工事を続けています。浚渫する土砂の量は、毎年ダンプトラック3,000台分、浚渫量2万㎥前後という大規模な浚渫工事です。浚渫土砂は当社が引き受けて、自社プラントで洗い、粒度を整えて、サッカーグラウンドやゴルフ場、造園に活用されています。